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男性たちが「家で自分の居場所がない」と感じている男性が多くいます。
お母さんと子どもが仲良しで、お父さんはちょっと存在感が薄い家庭です。

日本では、大部分の家庭ではお父さんがお勤めをしていますから、昼間は家にいません。
子どもと関わりあうのは、もっぱらお母さんです。

お母さんは、子どもが健康に育つように
栄養の行き届いた食事を作り、家をきれいに保ち、
いろんな習いものをさせて教育を受けさせます。

お母さんの時間は子どもを中心に回っています。
すべて、子どもの幸せのためです。

ところが、子どもを幸せにしてあげるためには、
まず優先しなければいけないことががあります。

それは、夫婦の仲が円満であること、
お母さんがお父さんを尊敬していること、
です。

子どもに与える影響は、お父さんは15%なのに比べて、
お母さんは85%と言われています。

幼い子どもにとって、お母さんは絶対的な存在です。
お母さんの体から生まれてお母さんの母乳で育ち、
四六時中一緒にいるため、お母さんの考え方や価値観が
そのまま子どもの無意識に取り込まれます。

お父さんとはずっと一緒にいるわけではないため、子供は
お母さんを通してお父さんを見ています。

お母さんがお父さんのことをどう評価しているかによって、
子どものお父さんに対する見方がかわってくるのです。

お母さんがお父さんを愛して尊敬していれば、子どもも
お父さんを尊敬します。

しかし、お母さんがお父さんのことを見下したり無視したり
すると、子どももお父さんを無視します。

お父さんとの関係は、外に出て先生や上司との人間関係に
も現われます。

特に娘は、母親の感情パターンに似てきます。
女同士ということでより親密になり、父親に対してどんどん
心理的に疎遠になってしまいます。

お母さんからお父さんに対するよいイメージを受け取らなかった
娘は、男性そのものに対して不信感を持ってしまいます。

将来結婚したら夫に対してよいイメージがもてないため不和になったり、
男の子が生まれないという現象が起こったりもします。

結局子どもの幸せを願うなら、まず夫との関係をよくすることが
大切なのです。

夫婦が愛情によって結ばれ、お互い信頼し合っていれば、家庭に愛
がきちんと流れて、子どもが健全な人間関係を築き、将来幸せな
結婚生活を営むようになります。

逆に、夫婦関係をないがしろにしたまま、子どもに愛情を注いで
教育に力を入れても、本当の意味で子どもの幸せにはつながりません。

 

 

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