夫との関係がどうしてもうまく行かなくて、悩んでいるとき・・
苦しくて、つらくて、どうしたらいいのか分からず混乱して、
誰かに相談したくなりますよね。
親や友達など、親しい間柄の人に話すと、あなたの味方になってくれるでしょう。
「あなたがそう思うのは当然よ」
「まったく、ひどい男ね！」
「あなたは何も悪くないわ」
・・・こういわれると、一時的にはすっきりするかも知れません。
でも、「相手は変えられない」ということは、どこかで分かっています。
相手が１００％悪い、という判定が出てしまったら、もう自分のやることは
なくなってしまいますよね。
「この状況を好転させる解決策はないのか･･」と絶望的な気持ちになります。
一方、アドバイスをくれる第三者に相談したとしましょう。
「あなたが変わらないといけないんですよ」と言われると、つらくなってしまう。
気持ちがいっぱいいっぱいになっているとき、アドバイスは心に入ってきません。
まずは、あふれそうな気持ちを空にしないといけません。
誰かに、共感してもらいたいのです。
どっちが悪い、どっちが変わるべき、という判定ではなくて、
ただ、受け止めてもらいたいんです。
受け止めてもらえたら、すっと気持ちの切り替えができます。
本当に「相手が１００％悪い」と思ってる人はいないと思います。
「相手を変えるより、自分が変わる方がずっとラクだ」ということも知っています。
ただ、自分の苦しい気持ちを理解して欲しい。
そして、自分のどこを、どう変えたらいいのか、分からないから苦しいんですよね。
カウンセリングではあなたの気持ちを受けとめながら、
当事者にはなかなか見えにくい、夫婦修復のための「目の付けどころ」を
あなたにご提案しています。
夫婦関係は、あなた自身にフォーカスすることによって改善できます。
それは「あなたが悪い」「あなたの責任」と言っているのでは
決してありません。
ただ、自分を取り巻くすべてを変えていく力が、あなたの中にあると
いうことです。
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