修復中のクライアントさまは、
「夫が会社に行っている間にも夫のことが頭から離れません」
と言います。
「ご主人様のこと考えている時はどんな気分?」と聞くと、
「・・イヤな気分だったり腹が立ったり・・」と言います。
残念ながら、夫のことが頭から離れないときって、
うれしかったこと、楽しいことよりも、
ネガティブな思いでいっぱいになってるんですね^^;;
前日に夫婦ゲンカをした場合、ケンカしたことだけでなく、
数年前のあの出来事、あのケンカのときに夫にこんなこと
言われた、こんなひどいことをされた・・
そうしたネガティブな思い出が糸をたどるように
ずらずら~と引き出されてくるのです。
気がつけば、自分の頭のなかがいや~な気分でいっぱいに
なってしまっているのです。
マーシー・シャイコフはその著書「脳にいいことだけを
やりなさい」のなかで、こう述べています。
「ネガティブなものは、ポジティブなものより
脳に強烈なインパクトを与える。
不快な経験は科学的に誇張されて
うれしい経験より長く脳に残ります。」
なぜネガティブなことがより強く長く脳にインプット
されるのかというと、
原始時代、クマやトラなどの外敵やあらゆる危険に注意を
払って身を守るために必要だったからなんですね。
でも、いやなことを思い出して一人でいやな気分に浸って
いても、夫婦関係がよくなることはありません。
それどころか、あなたの頭のなかを占領している、その
思いが潜在意識に刻み込まれていくのです。
そして、ネガティブな感情がさらにネガティブなことを
引き寄せてしまいます。
ふと、考えたくないことを考えてしまっている自分に気づいた
ときは、自分にこう言い聞かせてください。
「私の頭のなかは、私の自由。どんな感情でいっぱいにするかは、
私が選ぶことができる。」
自分が考えたくないことは、早く自分の頭の中から追い出しましょう。
それでも、くり返しわいてくるネガティブな感情があるなら、
それを解決する作業が必要です。
私にお手伝いさせてくださいね。