お盆休みに入りましたね。
実家に帰省して、両親や親戚と会う予定の方が多いでしょう。
お盆はもともと、ご先祖の霊を祭る意味あいのものですが、
最近ではご先祖が迎えて供養する伝統がだんだんと薄れてきていますよね。
しかし、命をずっと継承してきた血のつながりというものは、
科学が発達した現代でも、私たちの人生に大きな影響を与えています。
私のカウンセリングでは、いつも家系学のお話もしています。
家系学を知ってみると、子孫が繁栄している家系(健康や長寿、
子宝に恵まれている、世の中で成功しているなど)と
衰退していく家系(病気や事故、短命、家系が途絶える)を分ける
決め手は、他の何でもない、「夫婦仲」にあることが分かります。
夫婦が仲良く、幸せであれば、その子孫は繁栄し、
反対に夫婦がいがみあっていたり恨んでいたり、
浮気や離婚などの多い家系は次第に衰退していきます。
1代で名を挙げたり大儲けしたりして羽振りよく見える家でも、
夫婦の仲が悪く、男女問題があったりすると、
孫やひ孫の代まで続きません。
夫婦関係が良くないまま人生を終えた人は、
子孫に自分が越えられなかった課題を託すしかありません。
だから、先祖が離婚や浮気などの問題があると、
子孫にもそのような問題が起きやすいのです。
子孫がまた同じような問題に直面したとき、
その問題を解決して夫婦仲良くくらすことができれば、
その課題は次の代に持ち越されず、負の連鎖が終ります。
なので、ご先祖があなたに願っていることは、他のなんでもない、
「夫婦円満」なのです。
今あなたが夫婦関係が難しい状況にあるとしたら、ご先祖に思いを
馳せてみてください。
でも、まちがってもご先祖に文句を言わないで下さいね。
いろんな問題があったとしても、マイナスよりもプラスのことが多か
ったから、あなたが今、地上に生きていられるのです。
もし、先祖の生き方がマイナスばかりだったら、その家系はもう地上
から消えていたでしょう。
苦労して生きて、命を継承してくれたご先祖だから、
感謝の思いだけを持ってくださいね。
それから、両家のご先祖に、あなたが夫婦円満になれるよう
協力してほしいとお願いしましょう。
お墓参りや法要をしたり、それができない場合は心の中で思いを馳せ
るだけでも、やってみて下さいね。
ご先祖にとって一番の先祖供養は、夫婦が仲良く一つとなって、
愛あふれる家庭を築くことです。
それはそのまま、子孫の幸せにもつながります。
先祖からよいパワーをもらうと、夫婦関係の修復がよい方向に進んでいきますよ。
夫との仲が険悪だったり、浮気されていたり・・の場合には、夫の実家
に行くのもいやになるかも知れませんよね。
でも、あなたの子どもにとっては、切っても切れない血のつながりで
すし、夫の家系の影響も大きく受けるのです。
子どものためにも、夫の実家との関係をよく保つことは大切です。
応援クリック、ありがとうございます。
夫婦恋愛 ブログランキングへ