とても誠実で優しく、子どものこともかわいがり、
外ではバリバリ働く、まるでスーパーマンのように
カッコいいダンナさんが、実は数年にわたって
不倫していた・・
不倫や浮気というものとはまったく関係がないと思ってた
ダンナさんであればあるど、発覚したときのショックは
言葉には表せません。
奥さんは良妻賢母で献身的に夫を支えてきた
方が多いのですが、
今まで信じていたダンナさんがずっと嘘をついて
浮気していたことに愕然とします。
自分はもう愛されてないんだろうか。
自分のどこがいけなかったんだろうか。
妻は、この２つの問いがずっと頭の中でぐるぐる
回って離れず、ぼろぼろになってしまいます。
でもこういうダンナさんは
特に奥さんに不満があるわけでもなく、
奥さんに愛情がなくなったわけでもないのです。
なのに、ずるずると浮気・不倫を続けているダンナさん。
私はこのタイプのダンナさんを数多くみてきて、
いくつかの共通点があることに気づきました。
妻を愛しているのに浮気をやめられない夫の特徴
・高学歴・高収入
仕事もバリバリこなす。経営者も多い。
・まじめでしっかりしている人。
・お母さんが「すばらしい」人である。
（社会で認められるような実力がある）
お母さんには頭が上がらない。
・本当の意味での自信がない。
ありのままを受け入れてもらえる自信がない。
・優秀でなければ認めてもらえないと思い、
自分の価値を出すためにがんばっている。
・お母さんに似た、尊敬できる女性を妻に選ぶ。
・妻や子どもの前でも、カッコ良くありたいと思っている。
「よい夫」であり「よきパパ」。
・でも、職場でも家庭でも気を張っているので
自分を解き放たれる何かが必要で、それが浮気という行為だった。
・浮気にのめり込むことで刺激や開放感、生きている実感を感じられる。
・だから浮気相手は自分より「レベルが下」と思える相手。
自分がカッコつけなくても優越感に浸れる相手。
浮気相手の前では自分をさらけ出せる。
・でも家庭を壊す気はさらさらない。
・いけないことをしている自分を知られたくないので
浮気を認めない。あるいは必死で嘘ついて隠す。
・・・といったことです。
この浮気は奥さんに原因があるのではなく、
ダンナさんの生きづらさの問題なのです。
望んでいない浮気をやめるには、
彼自身が自分と向き合い、自分を受容すること。
どんな自分でも愛されていることに気づくこと。
周りに等身大の自分をオープンに出せるようになること。
・・が必要です。
奥さんが彼の心の闇を理解して、
本当の意味で彼を受け入れ、無条件の愛情を注いであげる
ことができれば、彼はより早く生きづらさから開放されるでしょう。
彼が本当に愛しているのは奥さんなのですから。
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