気持ちって、自分の思い通りにならないと思っていませんか?  

 

嫌な気持ちになりたくないのに、なってしまう・・

イライラしたくないのに、イライラしてしまう・・

落ち込みたくないのに、落ち込んでしまう・・  

 

でも、本当は、気持ちって結構簡単に変えられるのです。  

 

あなたが手を上げたいと思ったら手が上がるし、

目を閉じようと思ったら目を閉じられるのと同じように、

今使っている感情がいやだなと思ったら、

別の感情に変えることもできるのです。  

 

ちょうど、テレビを見ていて、悲しいドラマを見るのが

嫌になったら チャンネルを変えて面白いバラエティーを観ることもできますよね?  

 

それと同じで、感情もあなたが自由自在に選べるのが本当なんです。

今日は一瞬で感情を切り替える方法をお伝えします。  

 

1.質問を変える。

例えば、何か嫌なことが起こったとき・・

私たちは「どうしてこんなことが起こったんだろう?」と思いがちです。  

 

でもそのとき、質問を変えてみてください。  

 

「どうやったら解決できるかな?」

「この出来事が私に何を悟らせようとしてるのかな?」

「これが起きてよかったことは何だろう?」  

 

自分への質問によって、あなたの潜在意識が

その答えを探しはじめます。  

 

起こった出来事はもう変えられません。  

でも、その出来事をどう受け止めるかで

出来事に対する意味付けは変えることができます。  

 

はっきり言うと、肯定的に受け止めるか、

否定的に受け止めるか、どちらか一つです。  

 

いいことだと受け止めるか、悪いこととと受け止めるか?

できると思うか、できないと思うか?  

 

有名な話ですが、松下幸之助さんは自分が幼い頃から

病弱で貧乏で無学だったことを、「だからよかったんだ」

といつも話しておられたそうです。  

 

肯定的に受け止められたら、不安、怒り、

恨みが消えて、安心、希望、感謝がわいてきます。  

 

2.体の使い方を変える。

身体の使い方を変えると、感情も変わります。  

 

落ち込んでいる時や自信がないとき、

空に向かって両手を広げ、ガッツポーズをしてみてください。  

なぜか元気が出てくる気がしませんか?  

 

また、落ち込んでいるときや、イライラしているときに、

無理やりにでも笑顔を作ってみたください。  

なぜかネガティブな気持ちが少し薄れる気がしませんか?  

 

口を横に広げて笑った状態で、怒ったり悲しんだりできるでしょうか?

うまく行きませんよね*^^*  

 

また、ランニングをしたり音楽に合わせてダンスをした後は

気分が高揚するのを経験したことがあると思います。

運動は鬱の改善にも効果があることが知られています。  

 

このように身体の使い方は、気持ちに大きな影響を

顔の表情、姿勢、仕草を変えることで自然と感情も変化します。

 

3.言葉の使い方を変える。

「言霊」と言う言葉があるように、日本人は古くから

言葉のパワーを実感してきました。

 

いつも明るい人の使う言葉は肯定的なものが多く、

怒りっぽい人、自信なさげな人、心配性な人が

使う言葉はやはり否定的なものが多いですよね。

 

その人が継続して使う言葉がその人の気分を創ることは

いうまでもなく、運命をも決めていると言われます。

 

気持ちを切り替えたいと思ったら、言葉の使い方を変えてみましょう。

例えば、

「Aがいや」→「Bの方がもっといい。」

「忙しい」→「充実している」

「むかつく」→「少々不愉快」

「最悪な状況」→「いいことの起きる前触れ」

・・・と言う具合にです。

 

言葉が声として発せられた時、それが心の中の声だったとしても、

知識の伝達より、感情の伝達としての役割が優先されるのです。

 

でも、無理やり肯定的な言葉に言い換えることに

抵抗を感じるときは、こんな風にやってみましょう。

言葉はそのままで、声のトーンや口調を変えるのです。

 

例えば

「バカ」と言うのでも、見下した口調で言うのと、

愛らしい口調で優しく言うのとでは、感じ方がまるっきり変わりますよね?

 

また、過去の悲しい経験に対する感情を変える方法があります。

 

悲しかった過去のストーリーを、紙に書き出してから、

それをミッキーマウスの口真似をしながら読んでみてください。

またはアニメの面白いキャラクターや芸能人、動物の声を

まねて読んでみて下さい。

 

なぜか笑けてくると同時に、そのストーリーに染み付いた

悲しい感情が薄れてきます。

同じ内容を口にするのですが、

声のトーンや口調が違うと 感情も変わってきます。

いかがでしたか?

感情は、あなたが人生を豊かに生きれるように

天から与えられたものです。

感情の主人はあなたです。

だから、あなた次第で感情を選べるのです。

 

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