言い争いが絶えない、

離婚を切り出された、

浮気が発覚した・・

 

危機的状況に陥った夫婦の仲を修復していくには、

2つの過程での変化が必要です。

 

「内的変化」と「外的変化」の2つです。

 

まず、内的変化とは・・

 

自分の傷ついた心を癒す。

自分を縛っていた無意識の思い込みに気づく。

インナーチャイルドを開放する。

自己受容し、自己肯定感を高める。

などです。

 

 

そして、外的変化とは・・

 

行動が変わる。

話し方、聞き方、態度など、

相手へのコミュニケーションの仕方が変わる。

などです。

 

カウンセリングを受けたりセミナーに参加したり

したけれど、なかなか夫婦仲が改善していかない場合・・

 

内的変化か外的変化のどちらかの過程で

つまづいているのかも知れません。

 

 

例えば、

夫婦間の問題が起こると

「私の何がいけなかったんだろう?」

「どうしたら元に戻れるんだろう?」と、

すぐさま解決の方法を探す人。

 

そしてアドバイスに従って、

笑顔で接する、賞賛や感謝を伝える、などの行動を始めます。

 

こういう人は自分に厳しく仕事をテキパキやるタイプが多いですね。

 

でも、相手に対する怒りやモヤモヤした気持ちを

置き去りにしたまま、どんどん自分を追い込んで

行動していくため、心と体がチグハグでうまくいきません。

 

だんだん苦しくなって燃え尽きてしまうことも。

 

人は癒されて自分を受け入れることができ

自分の人生を創るのはまさに自分自身だという感覚が

なければ、動けないのです。

 

外的な変化の前に、内的な変化が必要なのです。

つまり自分と向き合って、自分との折り合いをつけていく過程が必要です。

 

 

もう一つは、

自分を癒したり肯定する過程を、いつまでも続けている人。

 

誰かに自分の話を聞いてもらって自分を受け入れたり

自分への気づきを深めるのはとても重要ですが、

いつまでもその心地よさに留まっているばかりで

外的変化へのチャレンジをしない・・

甘えん坊さんや、他力本願の人に多いです。

 

自分に向き合うのはあくまでも、

行動を変えていくためのプロセスです。

 

いろんなセラピーを受けたりセミナーに行くと、

その瞬間は感動して気分もアップします。

霧が晴れたように心がすっきりします。

 

でも、それは問題が解決されたのではなく、

解決へのスタート地点に立っただけのことです。

 

次から次へとスピリチュアルや自己啓発に

浸って、人生が変わったように感じますが、

 

その心地よさにずっと留まっていては

本当の意味で関係性が変わってはいきません。

 

自分の内側が変わっても、行動しない限り

問題は解決できないのです。

 

行動を変えていくときは、ある種の「不快さ」が伴います。

 

今までとは違う行動をするときは、

怖くなったりプライドが邪魔したり、

面倒くさくなったりするでしょう。

 

バンジージャンプのように、勇気が必要です。

 

この2つの変化を通して初めて、

相手との関係が変わってくるのです。

 

 

いつまでも問題が消えないときは、

内的な変化なしに、外的にばかり変わろうとしているか、

あるいは、

内的な変化ばかりで、外的に変わろうとしていないか、

のどちらかです。

 

心が癒されてないのに「自分が変わらなければ」と

外的な変化ばかりを追及すると、ますますつらくなってしまします。

 

また、もう外的な行動に移していかないといけないときに、

いつまでも心の癒しばかりをやっていると、せっかくの変化の

チャンスを逃がしてしまうことになります。

 

今、自分に必要なのはどの過程なのかを、見極めていきましょう、

 

なので、カウンセリングも内的な変化(癒しや理論)と

外的変化(行動や具体的なアプローチ)の両方から変化を促すものなくてはなりません。

 

 

 

●初回セッションのお申し込みはこちら●

●無料メール講座のご登録はこちら●

 

応援クリック、ありがとうございます。

夫婦恋愛 ブログランキングへ