笑顔がすてきで親切で気さくな彼女とあなたは、すっかり
意気投合し、また会う約束をしました。
2回目に会ったとき、彼女は、
突然保険の勧誘をし始めました・・
あなたの気分はどうでしょうか?
あの笑顔は保険を売るのが目的だったのか・・と
思って、気分を害するでしょう。
同じ行動をするのでも、その動機はさまざまです。
いくら親切にされても、その動機が純粋なものか、
それとも別の目的があってやっているのか・・
すぐには気付かれなくても、何度か会えばすぐわかりますね。
ずっと一緒に暮らす夫婦であれば、なおさらです。
だんな様が夜おそく帰ってきて、あなたが夕食を出してあげるとします。
夕食を作るという行為は同じですが、
あなたの動機はどうでしょうか・・?
だんな様においしく食べてもらおうと愛をこめて作っているか、
作らないと怒り出すので仕方なく作っているか、
何か頼みごとがあって、機嫌を取るために作っているのか・・
どういう心でその行動をしたのかは、分からないと思っても、必ず伝わります。
カウンセリングを受けて夫婦修復をめざしている方のなかでも、
目に見える行動にばかり焦点をあててがんばる方がいらっしゃいます。
でも、いくら良妻賢母を本に書いてある通りに実践したとしても、
心を置き去りにしていては、効果がありません。
目に見える行動より、見えない心のあり方のほうが大切なのです。
夫婦のあいだでは、ごまかしや取り繕いは通用しません。
一瞬夫婦の仲がよくなったとしても、長続きしないのです。
まずは、自分の心に焦点をあてて、あなたの心が愛に満たされるようになることが第一です。
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