「夫が子どもっぽくて、困っている」という話、よく聞きます。
外ではまじめに働いているけれど、家では打って変わってだらしがない。
ろくに家族と会話もしないで自分の趣味に打ち込んだり、遊びに夢中になる。
家事を手伝うどころか、服も床に脱ぎ散らし、ボーっとテレビを見ている。
子供の世話をするどころか、幼稚っぽく子供とケンカする。
・・奥さんも家で遊んでいるわけでもないのに、腹が立ちますよね。
共働きの奥さんなら、なおさらです。
でも、男性はもともと女性よりストレスに弱い上、
家族を養うという責任の重圧感は、女性には計り知れないものがあるのです。
いやだからと簡単にやめることもできず、休むのもままならない・・
見知らぬ客に頭を下げ、上司の顔色を伺い、実績を問われ・・
半沢直樹さながらの戦いを毎日しているのです。
そのストレスをずっと抱えたままでは生きていけないので、
家に帰ると、その鎧を脱いで、自分を解き放つ必要があるのです。
地位が高く責任が重い仕事をする人ほど、そのギャップが激しく、
家ではまるで子どものように振舞う男性もいます。
そのギャップを奥さんが受け止めてあげられず、ガミガミ言ったり批判したりすると
男性は行き場をなくし、家に帰るのがいやになったり、別のことで憂さ晴らしをするようになります。
ある程度のことは目をつぶって、だんな様に充分ガス抜きをさせてあげましょう。
そうすれば、男性はまたパワーを取り戻し、家族のためにがんばれるのです。