結婚歴が10年以内で、小さいお子様がいるご夫婦に特に多いのですが・・

「家のことは何でも妻に決められてた。」

「自分の意見はいつも通らなかった。」

「居場所なかった。」 と言って家を出て行ったり離婚を切り出す旦那さんがいます。

 

旦那さんが急に人が変わったように冷たくなってそんなことを言いだすので驚きあわててカウンセリングを受けると、カウンセラーさんに「ご主人をもっと立ててあげましょう。」と言われたりしますよね。  

もちろん、奥さんがリーダーシップを取って家庭を仕切っていて、ご主人の発言権がなかったことが原因でそうなるケースもあります。

 

でも、もっと多いのは、むしろ奥さんがご主人に「あなたが一家のリーダーなんだから、しっかりしてよ。」と、おんぶにだっこで家庭を営んでいくことに無責任だったことが原因になっているケースなのです。

 

子育てに無関心だったり仕事ばかりで家では何もしないご主人に対して

子どもに父親の悪口や愚痴を言う。

子どもとお出かけするときに旦那を誘わずに出ていく。

子どもの大切なことも旦那に相談しないで決める。  

・・という行動にでてしまっていませんか?

 

こういうことは、夫をリーダーとして立てていないと言うよりは、 「あなたがリーダーだから私は知らない」という心の状態の結果なのです。  

ご主人に丸投げして自分は受け身になり、積極的に家庭に責任を持っていく姿勢が欠けているからです。だから、彼がやるべきことをやっていないと「あなたのせい」と責任転嫁してしまいます。 

 

もちろん、子どもの世話や家事はこなしているのですが、夫が子どもと遊んであげなかったり休みの日にゲームやスマホばかりいじっていると、イライラして「父親のくせにあなたがちゃんとしないから悪いのよ」と、腹いせに冷たく当たったり子どもを味方につけて攻撃したくなります。

 

子どもは小さい頃はお母さんと一体化しているため、お母さんがお父さん良く思っていないと自分もお父さんを良くない目で観るようになり、お父さんからの愛が流れてきません。  

ご主人は余計に閉め出されてしまい、家にいづらくなります。

それでなくてもどんな男性も子どもが生まれたことで「妻を子どもに取られた」という愛の欠乏感を感じているのです。プライドが傷つくため口にはしませんが^^;;  

 

その寂しさや孤独感が怒りに変わって、急に妻に冷たくなったり子どもを愛せなくなったりします。

 

夫婦修復ではよく「夫を家庭のリーダーに立ててあげましょう。」と言いますが、

リーダーというのは「位置」のことを言っているのです。

位置はどうであっても、 責任感や主体意識は夫と妻が同等であるはずです。  

 

個人が目の前の課題や組織のミッションに対して当事者意識を持って向き合う姿勢をオーナーシップと言いますよね。

家庭で女性が持つべきなのは、このオーナーシップではないでしょうか?  

 

例えば、会社では専務に当事者意識があれば、社長の足りないところを批判する代わりに自分が補ってあげようとします。

社長に苦言を呈する場合は、社員に知られないようにこっそりと忠告するでしょう。  

 

組織でもリーダーよりも第2人者の手腕がとても重要ですよね。 家庭の場合はなおさらです。

なぜなら、家庭は「情緒」がベースになって成り立つ組織だからです。

情緒面では男性より女性が圧倒的に長けていますから、女性が家庭の運命を握っているといっても過言ではありません。

 

夫婦のあり方について、家庭のあり方について、責任を持って主体的に向き合っていきましょう。

ご主人の足りないところはどうやって補ってあげようか、と考えましょう。

また、子どもに旦那さんへの不平不満は言わないようにし、子どものいない時に二人だけで話しあうようにしてくださいね。  

 


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