3か月コースを修了されたクライアント様がメールを送ってくれました。

白人男性と結婚して海外で住んでいた彼女が、離婚を迫られ、浮気まで発覚し、とうとう彼が家を出て別居になっていた方です。

毎日のように夫から「もう愛していない」などと言われるので、そのたび地獄に突き落とされるような思いでしたが、だんだんそれは本心じゃないと気づき、彼の中にある愛を見いだせるようになって、どっしり落ち着いてこられました。

そして、コースが終わった直後から、夫婦の関係が急展開し始めたのです。

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3ヶ月間のカウンセリング本当にありがとうございました。

こんなに自分が変わって行くのを感じたのは初めてで、

嶋田先生のカウンセリングを受けて本当に良かったです。

すぐにお礼のメールをしようと思って書きかけていたのですが、

その日を境に状況がめまぐるしく変化していき、なかなかメールができずにいました。

 

最後のカウンセリングの日は、偶然、私と夫が〇年前に出会った日でした。

その夜、久しぶりに夫と私と娘の3人で夕飯を食べました。

 

同じ週末、義母のところへ娘と2人で遊びに行きました。

帰宅した日の翌日、夫が家に来て「話がしたい」と言いました。

「家に住めなくなった事、娘に会えない事がつらい。

7月から新しくアパートを借りたので1週間交替で住みたい」と言われました。

 

嶋田先生に教えて頂いた『試し行動』がまた始まったと思ったので

『私はこの家から出て行く事はなく交替で住む事はできない』ときっぱりと断り、

『愛している。彼女と別れて帰ってきてほしい』と伝えました。

 

他にも、私がなぜずっとヒステリックで不機嫌だったか聞いてきたり、夫が私に対して思っていた事等を話されました。

夫は「今までこういう話ができなかったので話ができてよかった」と言っていました。

その翌日、「水曜日にまた夕飯を食べに行くから」と元気な声で電話がありました。

そしてその夜、突然「泊まっていく」と言い、私と娘が寝ているベットに入ってきて3人で川の字で寝ました。

私は無茶苦茶複雑でしたが、娘はとても喜んでいたので何も言いませんでした。

 

次の日、夫から『受け入れてくれてありがとう。』と言われました。

そして、夫はまた金曜日も帰ってきて夕飯を食べ泊まっていき、また川の字で寝ました。

朝になって『自分の為にも娘の為にも良い事だから今日も泊まる』と言われました。

 

そして日曜日の朝に『アパートにいると気分が落ち込むから帰ってくる』と言って

アパートへ荷物を取りに行き、その夜、荷物を全て持って帰ってきました。

 

数日あとからは、「次に転勤するならどこの国がいいと思うか」とか、

夏休みの旅行の話、家の今後のローンの話、娘の進学の話や、5年ぶりぐらいに「一緒に映画を見よう」と言ってきたり、毎日話をしようとしてきます。

帰ってくるつい2週間ぐらい前まで、「アパートに移れ」とか「ここに住みたいなら家賃を払え」とか「浮気相手の事がまだ好きだ」とか言っていましたし、

もっと長引くと思っていたので、急展開なこの状況に戸惑っています。

 

戻ってきてもまだ気持ちがついてゆかず、ぎこちない所はありますが、今のところ穏やかに過ごせています。

以前のように感情が爆発したり、思ってもいない事が口から出てくる事もなくなりました。

 

父との関係にも変化がありました。

最後のカウンセリングの時に、『お父さんは私に会いたいから家に帰って来ていた』と言って下さった時、私が結婚して海外で暮らすようになってから20年以上もなぜ気がつかなかったのかと、あとで号泣してしまいました。

学歴コンプレックスで人の悪口ばかり言う父の事が嫌いで、連絡もできるだけとらないようにしていましたが、翌日、父に電話をして少し話しました。

そのあと何か喜んでもらえる事はないかと考えて、長男に夏休みにおじいちゃんに会いに行きたいかたずねたら、喜んで行きたいと言ったので航空券を買いました。

父に長男が帰国する事を伝えたら『来るならしょうがない』とか、相変わらず素直ではなかったですが、喜んでいるようでした。

 

3ヶ月間のカウンセリングの間は特に、今まで経験した事のないような辛い事が立て続けに起こり、本当に耐えられない辛さでした。

今でもまだ浮気相手の事や夫からうけた仕打ちを考えると辛く苦しくなりますが、夫から本気で離婚したいと言われなければ、私は本当に大切なものや自分の間違いに気づく事ができず、嶋田先生のカウンセリングも受けることもなかったとも思います。

一番辛い時期に支えて下さった事、心から感謝しています。

本当にありがとうございました。

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彼女は幼い頃、お父さんに「見捨てられた」という経験をしていました。

そしてご主人もまた、お母さんに見捨てられ経験をしていたのです。

 

親に見捨てられたと思っていると、人は無意識に「自分は愛されない」と決めてしまいます。

そして人生のなかで「愛されない」証拠を探してしまいます。

相手が自分を愛していても、自分の目には「愛されない」ことばかりが見えているので、信じられません。

彼女も里帰りをするたびに、外で女性と暮らしている父親が実家に戻ってくるのを見て「私に会いたいからだ」とは露とも気づかず、「私に立派な父親であると見せたいからだ」と思っていたんですね。

 

ご主人も、「妻が自分を愛していないんじゃないか」と疑った瞬間から、浮気を始めたのです。

妻に捨てられたときのために、スペアを用意しておこうっていう訳ですね。

彼女に離婚したいといったのも、家を出て行ったのも、「愛されてない」不安から逃れるためなんですね。

 

愛されてないと思うと、自分から相手に嫌われるようなことを無意識にやってしまいます。

そして、相手が愛してくれているのが見えると「本当に信じてもいいのかな?」と相手を試すような行動をまたやってしまいます。

結局は、離婚を迫るのも、別居するのも、浮気するのも、「妻に愛されたいのに愛されてないように感じるから」やっているんですよね。

 

夫婦のどちらかが、この負のスパイラルから抜け出して、「自分が愛されない」という思い込みを手放し、不信と不安の世界から、信頼と安心の世界へと移行することが大切です。

 

このクライアント様は、自分としっかり向き合った結果、相手の試し行動に揺れることなく、愛に留まれるようになったので、ご主人が帰ってくることができました。

自分の力で自分の生き方を選び直した彼女に心から拍手を送ります!

 

 

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