ある方が、ご主人に「やりくり上手でない」と叱られて気にしていました。
ご主人はとても倹約家なのに、自分は洋服や食器などを気分で買ってしまって、
貯金に回す分が足りなくなることが多いそうです。
でも、よくよく話を聞いてみると、
無駄なものを大量に買ったり買い物依存症の域に入るような感じではありません。
ただ、ご主人は理性的なタイプなのに対して、奥さんは感性的なタイプなのです。
理性な人は計画的にお金を使いますが、奥さんのような人はわくわくすることにお金を使いたいのです。
ご主人と奥さん、どちらのお金の使い方が正しいということはできません。
感性的な人が理性的な人と同じようにやることは、無理だということなんです。
離婚に至る理由として最上位に入るのは、
今も昔も「性格の不一致」です。
相手の生き方や価値観が自分と合わない、ということなんですが、
「性格が合わない」から一緒に暮らせないというのは、実はつじつまが合わないんです。
性格がまったく同じだったら、好きになっていたでしょうか?
何か自分と違うから惹かれて愛し合い、結婚したはずです。
違うから好きになったのに、結婚してから「自分と同じであれ」
と要求するのはおかしいと思いませんか?
実は、性格というものは一生変わりません。
人格は努力次第で変えることができます。
でも、性格は生まれた時から決まっているのです。
性格は3つのタイプに分けられます。
知的なタイプ、情的なタイプ、意的なタイプです。
知的タイプは理性的な人です。
冷静なハートの持ち主で、合理的、客観的な判断をします。
頭で納得して初めて行動に移すタイプで、効率よく動きます。
情的タイプは感性・感情を大事にします。
暖かいハートの持ち主で、気分や範囲気が判断基準です。
芸術的センスがよくて、人との交流に長けています。
意的タイプは行動的です。
熱いハートの持ち主で、直接自分が体験してみて判断します。
考える前に行動するタイプで、チャレンジ精神旺盛です。
知的タイプが重要視するのは「知識や情報」、
情的タイプが重要視するのは「フィーリングと豊かな人間関係」、
意的タイプが重要視するのは「成功と健康・体力」でしょう。
知的な人は意的な人を見ると
「もっとよく考えてから行動したら?」と思うでしょう。
反対に意的な人は知的な人に
「考えてばかりいないで、とにかくやってみたら?」と言うかも知れません。
また、情的な人は「何でも気持ちが大切でしょ」と言うでしょう。
簡単に説明しましたが、性格の違いって、
この3つのタイプは生まれつき決まっているので、
それを変えるのはほぼ不可能なことです。
お互いの「違い」を「間違い」と考えるとおかしくなります。
相手が間違っていると思うと、自分の正しさを主張し相手を変えたくなります。
するとお互いがぶつかり、こんなストレスフルな生活をするよりは
離婚や別居した方がマシ、という結論になってしまいます。
でも、お互い違うからこそ自分にないものを発見して
楽しい、面白い、ととらえることもできます。
あなたはどのタイプですか?
またあなたのパートナーはどのタイプに近いでしょうか?
自分とパートナーのタイプを把握して
お互いの違いを認めながら折り合って生きていくことが大切です。
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