de9526a87933a60aa1c78c845d40a0fa_s

クライアントさまからこんな質問を頂きました。

*********
よく、自己啓発などでは「ありのままの自分を愛そう」と言います。

自分の良いところも悪いところもひっくるめて受け入れよう、
ありのままの自分を認めなさいって・・

でもまた一方では、「他人を変えようと思うな。自分が変われ」ともいいます。

自分は、ありのままでいいんでしょうか?
それとも、変わらないといけないんでしょうか?
*********

この2つの違い、なかなか難しいですよね。

例えば、あなたが人見知りをするタイプだったとします。

そして、それを自分の短所だと思っているとしましょう。

子どもの幼稚園や学校でママ友と交流したり、
職場で上司や同僚と広くつきあうのがちょっと苦痛です。

そんなとき、
「人見知りをする自分」を否定して、イヤだと思っていると、
ますますストレスになっていきます。

イヤだと思うことが、むしろ潜在意識をフォーカスさせてしまうのです。
否定するともっと大きくなっていくんですね。

では、どうすればいいのしょう?

「人見知りする自分」を、まずは受け入れてあげるのです。
こんな自分だけど、それでもいいや」と肯定してしまうのです。

今、現在の自分をそのまま全部許して愛してあげると、
その次のステップとして
なりたい自分に成長していくことができます。

自分が変わるためには、
まず最初に
短所もひっくるめて、自分のありのままを
受け入れることが大切なんですね。

ところで、そもそも「ありのままの自分」って何でしょう?

いま現在のあなたの個性、
あなたの性格、
あなたの能力・・

それはあなたがもともともって生まれたものでしょうか?

仮にあなたが、「人見知りする」性格だったとして、
それはありのままのあなたなのでしょうか?

もしかすると、
幼い頃に両親から受けた影響で、
人見知りになったのかも知れません。

または、
友達や周りの人々と関わるなかでたまたま生じた
トラウマなのかも知れません。

あるいは、
先祖から受け継いできた記憶のせいかも知れません。

ありのままの自分が持っている短所・・
悲観的なところ、怒りっぽいところ、無気力さ、自信のなさ・・

それが、実は
両親や周りの人の影響や先祖から受け継いで、
あなたの無意識にインプットされているものだったり
するのです。

いま現在のあなたは、ありのままの自分ではなく仮の姿なのかも
知れません。

自分の無意識の中にある記憶をクリーニングしていけば、
あなたの本来もっている、すばらしい潜在力が表れてきます。

もしあなたが、
「誰とでもうちとけてすばらしい人間関係を築ける人になりたい」
と思っているとしたら、

本当は、その理想の姿があなたの本当の姿なのかも知れません。

なぜかというと、人間は、
自分の中にもともと持っているものしか心に宿らない、
からです。

「自分が変わる」というのは、
結局は「本来の自分自身に戻る」ことなんです!

「ありのままのあなた」は、もっと、スゴイ。

クライアントさまの本来もっている輝きを見つけ出すのが、
カウンセラーの役割だと思います^^

 

 

●初回セッションのお申し込みはこちら●

●無料メール講座のご登録はこちら●