だんな様が何かを提案したとき、奥さまはどんな反応をしますか?
「遊園地に行こう」とか
「イタリアンを食べに行こう」とか、
そんな小さなことなら、問題にならないですよね?
ところが、転職だとか、引越しだとか、単身赴任だとか・・
かなり重大なことで、だんな様の意志が固く、
奥さまにも反対するという選択肢がない場合・・
最終的にはだんな様の意見に賛成なのですが、
そこにいたるまでのフクザツな心境や、処理すべき問題、
不安や心配ごと・・さまざまな細かいことを口にせずには
いられませんよね。
女性は、結果にいたるまでの過程で感じることや考えることを
相手と共有することを望みます。
それが親しさの表れだと思っているのですね。
「こうでもない、ああでもない」と心のうちを打ち明けながら
考えをまとめていくのです。
ところが、
男性は、その過程のことは自分の頭の中だけで考えます。
そしてまとまった答えや結果だけを口に出す傾向があります。
なので、女性のこういう心理を理解できず、
「自分にケチをつけているんだ」と誤解して、
イライラしたり怒ったりしてしまうのです。
そして、最終的には奥さまが自分の意見に従ってくれたにも関わらず
「あのとき、妻がすんなり賛成してくれなかった」という苦々しい
気分が記憶に残ってしまうのです。
だから、別の選択肢がない場合は、どうせ賛成するなら、
潔く、気分よく、「分かったわ」と言ってあげましょう。
そのあとの心配事やもろもろの処理については、
ポジティブな雰囲気でだんな様に相談するか、
考えをまとめてから持ちかけるのが賢い方法です。