そもそも自分の気持ちがどうなのかって、あまり把握できないのです。
自分でも分からないのに、それを他人に伝えるのはもっと難しい・・
だから、男性の口から出た言葉が、
本当に彼の気持ちだと受け取るのは危険です。
特に、さびしい、
悲しい、
凹んでいる、
嫉妬している・・
そんな気持ちを素直に表現できる男性ってほとんどいません。
なぜって・・プライドが許さないから^^
それでしばしば、グチや怒りや嫌味などにカタチを変えて口から出てきます。
例えば・・
「こんな遅くまで、母親のクセに何やってんだ!」
「お前とは話が通じない!」
「子供を甘やかして、ダメにしてしまうぞ」
こんな言葉を夫から言われたら、腹立ちますよね?
でも、その言葉の裏に、別の意味があるとすればどうでしょう?
彼の本当の気持ち、本当に言いたいことは次のようなものかも
知れません・・
「お前がいなくて心細かったんだ、心配したんだ」
「おれのこと、もうちょっと分かってくれよ」
「子供ばかりかまってないで、おれのことも気を使ってよ」
こういうグチや嫌味やきつい言葉の裏に、夫のさびしさや
繊細なこころが隠されているかも知れません。
言われた奥さんとしたら、カチンときて、言い返したくなるのは
やまやまなのですが・・
夫の口から出た言葉をそのまま受け取るのではなく、
一呼吸おいて、
裏に隠された彼の本当の気持ちを読み取ってみましょう。
心のなかで、夫の言葉を「翻訳」するのです。
翻訳のスキルを身につけると、だんな様がちょっと愛おしくなりますよ^^