女性が夫に不満を持つとき、家事や子育てのことに関することが多いですよね。
「私も仕事してるのに、家で子供の世話を一緒にやってくれない」
「休日に私が掃除や洗濯に忙しくしているのに、テレビやゲームをしている」などなど・・
そういう場合に、あなたはどうしていますか?
私の聞く限りでは、多くの女性は
①何も言わないけれど内心イライラしているか、あるいは
②「どうしてこうなの?ちょっとは手伝ってよ!」というように怒りをぶつける、
のどちらかに分かれるような気がします。
①の「言わないままイライラする」のは、
「私が大変そうなのが見て分からない?」という気持ちがあるのではないでしょうか?
女性なら、相手が大変そうにしていたら自分から進んでいろいろやってあげますよね。
だから相手にも「いちいち言わなくても、察してほしい」んですよね。
でも、残念ながら、男性は本当に分からないのです。
男性は本質的に言われないと分かりません。
でも、女性にお願いされたら、喜んでやるのが男性なんですね。
また、②のように「なんでやってくれないの?」みたいに怒り口調で言われると、
「あなたはダメね!」と責められている気になってしまいます。
妻が怖い顔して怒っている、と思うだけで
その奥の女性の気持ち・・「わかってほしい」「大切にしてほしい」
という気持ちを読み取れなくなるんですね。
①も②も、夫婦の心に溝ができるだけで、得策ではありません。
「言われなくても進んでやってよ!」という思いを手放し、
男性に伝わるようにきちんと自分の要求を言葉にしてみませんか?
そうすることで私もイライラしないで済むし、
相手も喜んで手伝ってくれるという、驚くべき結果を得られるのです。
ジョングレイ博士は、著書「ベストパートナーになるために」のなかで
効果的なお願いの仕方を詳しく説明してくれています。
1、短く簡潔に、直接的に頼む。
回りくどい言い方や、長々とした理由を言うのは逆効果です。
×「今日は疲れてて、晩御飯作る気力がないんだけど」
○「晩御飯食べに連れてって」
2、断る自由を与える。
「No」という自由があればあるほど、男は「Yes」と言いたくなります。
頼むのはあなたの自由、でも聞き入れるかどうかは彼の自由。
「妻の頼みを拒否しても、受け入れられている」と感じれば、
だんだん聞き入れてくれる確率が増えてきます。
3、繰り返し頼む。
夫がぶつぶつ文句を言い出したら、「面倒くさい」という気持ちと
「妻の頼みに応じたい」という気持ちのはざまで揺れている証拠。
ここで「私だって大変なのよ・・!」などと理由を言わずに、黙って夫の反応を待ちましょう。
結果的に断られたら、「分かったわ」と受け入れましょう。
妻の頼みを快く聞いてくれるようになるには、時間がかかるかも知れません。
断られることを怖れないでくださいね。
一度断られたからといって、あきらめたり、怒ったりしないで、
頼みたいことは率直にお願いしましょう。
4、感謝を忘れない。
頼みを聞いてくれたら、笑顔で「ありがとう」を忘れずに!
男には誰でも「妻を喜ばせたい」という気持ちがあります。
妻に頼まれて、感謝され、評価されることで、
気持ちが満たされ、もっとやる気がでてくるのです。
男は妻の頼みを聞き入れることで、愛情がわいてくる。
女は夫に頼みを聞いてもらって愛情を確認する。
素直に妻が夫にお願いすることで、
妻は満たされて不満がなくなり、夫の愛情もゲットできる・・
まさに一石二鳥ですよね!
男と女って、よくできているなあ、と思いませんか?
「もう、面倒くさい!」と思う気持ちもわかりますが(笑)
賢く夫に頼み事をするテクニックを身につけて、
夫婦の愛情を深めていきたいものですね。
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