「夫に愛されたいと思うなら、まず自分自身を愛しましょう。」
ということは、最近ではよく言われるようになりましたよね。
ですが、「それは分かってるんだけど、実際どうしたらいいのかというと、ピンときません。」と、あるクライアントさんが言っていました。
自分を愛する、自分を大事にするって、具体的には・・?
私は「気持ちを聴く」ことだと思います。
日々カウンセリングをしていて感じるのは、
「自分の気持ちというものを意識しないで生きてる
人が驚くほど多い」ことです。
特に幼い頃、「泣くな」「ガマンしなさい」
「それはいけない」と、感情を親に受け止めてもらえず、
気持ちを抑えてきた人にとっては、
自分の気持ちを聴くという当たり前のことが、
大変難しいのです。
気持ち自体に気づいてなかったりもします。
「気持ちは、自分自身」です。
どんな気持ちでもいいんです。
ていねいに、耳を傾けてみてください。
私、悲しいんだなあ・・
私、寂しいんだなあ・・
私、これがイヤなんだなあ・・
聴いて、受け止めて下さい。
理性で捨て去ろうとしたり、なかったフリをしないでね。
どんな気持ちも、あなた自身ですから。
気持ちは、あなたに気づいてもらうと、
それだけで落ち着きます。
これが、自分を愛する第1のステップ。
第2のステップは・・
あなたの気持ちを「表現すること」です。
感じたままのあなたの気持ちを、夫に伝えるのです。
「私、悲しいわ」
「私、寂しいの」
「私、これがイヤだと思っているの」
「気持ち」を「思考」に切り替えないで下さいね。
気持ちは心、思考は頭から出てきます。
「だから、○○するわ」
「これからは、○○するから」
「もう、○○しないからね」というのは思考ですよ。
ただあなたの心で感じた気持ちを夫に伝えてください。
それを聴いた夫がどうするかは、彼に任せましょう。
あなたは、伝えて終わりです。
これが、「自分も大事にし、相手のことも大事にする」
ということです。
気持ちのレベルで会話ができるようになれば、夫婦の絆が
より深いものになって行きます。
でも、人は気持ちを聴いてもらった経験がない場合、
自分の気持ちを聴くことに慣れていないため、
コツがつかめないですよね。
あなたの気持ちを映し出す鏡の役割をするのが、
カウンセラーの仕事です。
自分の気持ちを取り戻しましょう。
それが愛され妻への第一歩です。
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