恋愛結婚の場合、お互いの愛情が最高潮のときに結婚します。
一番大事なのは「相手を好きだと思う気持ち」だと考えます。
でも、結婚後もこの気持ちだけで暮らすなら、結婚生活はうまく
行きません。
なぜなら、人の感情って、意外と変わりやすいものなんです。
永遠に続くと思っていた恋心が一瞬で冷めることも多々あるのです。
普通、最初の恋の感情が続くのはせいぜい２、3年です。
じゃあ、夫婦円満でいるにはどうすれば・・・・？
エーリヒ・フロムはこう述べています。
「愛の失敗を克服するただ一つの方法は、
愛の意味を学ぶこと。
その第一歩は、生きることが技術であるのと同じく、
愛は技術であるということを知ることである。」
そう、一人の人を愛し続けるには、
技術が必要なのです。
車を運転する、楽器を習う、スポーツを始める・・
何をやるにも、専門の技術が必要です。
理論を学んで、
練習して、
ひとつずつ習得して、
毎日のように努力する・・・
愛することもそれと同じだというんですね。
愛とは何かを学び、
愛することができるように自分を訓練し、
愛を育てていくために毎日努力する・・
男女の違いは何か？
気持ちのよいコミュニケーションのためにはどうすればいいか？
相手の願っていることは何か？
ということをよく知って、
夫婦だけのロマンチックな時間を持ったり
スキンシップを忘れないようにしたり、
愛と感謝の言葉をきちんと伝えたり・・
こういう心使いは、女性のほうが上手なのです。
夫婦が円満でいることは、本人どうしだけでなく、
子供の将来にもすばらしい影響を与え、さらに孫や子孫にも
繁栄をもたらします。
日頃忙しいからと努力を怠らないで、
毎日健康のために運動をやるのと同じく、
庭の花を育てるのと同じく、
毎日大切に夫婦愛を育てていきましょう。
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