夫がテレビを見ていたり、ネットや新聞を見ているときに妻が話しかけると、生返事ばかりでまともに応じてくれないこと、多いですよね。
そういう夫の態度に、妻は「無視されているのでは?」とか、
「自分に関心ないのかな?」という思いがわいてきます。
でも、男性はいっぺんにいろんなことをできないだけなのです。
太古の昔、男の役目は狩りをして獲物をしとめることでした。
獲物を見つけるとそれを追いかけてしとめなければいけないため、
並々ならぬ集中力が求められました。
反対に、女性は複数の子供の世話をしながら、同時に家の仕事も
するという、常に一度に複数のことをする能力が発達しました。
だから、男性は一度にひとつのことに集中し、
女性は同時に複数の作業をするように、
脳の配線ができているのです。
テレビを見ているときに電話がかかってくれば、
テレビを一時停止にして電話に出るのは、たいてい男性。
テレビをつけたままで、おしゃべりもできるのは女性です。
この男女の違いは、会話のなかでも現われます。
女性は話題があちこちに飛んでも平気です。
グループで会話するときも、こっちの人としゃべり、
あっちの人としゃべり・・同時にできますね。
また、話すことと聞くことを一緒にすることができます。
この女性のマルチ能力には、男性は歯が立たないそうです^^
男性は一度にひとつの話題だけに集中したがります。
そして話すときは話すだけ、聞く時は聞くことしかできません。
だから、自分が話しているときに口を挟まれるのを嫌うんですね。
この男女の脳の違いを理解することは、お互い相手に対する不満を
減らし、夫婦が円満にくらすのに役立ちます。