本当の幸せは豊かな人間関係から

あなたにとって幸せとは何ですか?

幸せになるために必要なものって、なんでしょうか?

 

ある人は「お金」と応えるかも知れません。

またある人は「成功」と応えるかも知れません。

またある人は「自由」と応えるかも知れません。

 

いい会社に就職が決まった、出世した、

収入が上がった、欲しいものを買った・・

お金や成功や自由、権力を手に入れたときは

強烈な満足感を得られるかも知れません。

 

でもそれは一時的なもので、だんだんその満足感は薄れ、

自分よりもっと持っている人と比べては

「まだまだ」「もっともっと」と、また不足感がでてきます。

また、いつ失うかも知れない不安が付きまといます。

 

そしてそれらは幸せを感じるための「手段」にはなりえても、

究極的に人を幸せにはしてくれません。

 

 

心理学者アドラーは「人間の悩みはすべてが人間関係の悩み」と言いました。

お金がない悩みも、健康の悩みさえも、

突き詰めると人間関係の悩みに行き着くのですよね。

 

逆に言えば、

人が究極的に求めているのは、よい人間関係

ということになります。

 

結局、人が幸せになるための究極の要素は

「愛する対象、愛される対象がいること」

「人から認められ、必要とされること」

「一緒に豊かさや喜びを分かち合えること」

ではないでしょうか?

 

本当の幸せは、人とのふれあいから得られるものなのです。

 

人間関係にわずらわしさはつきもの

ところが、人と人がふれあうと必ず、

わずらわしいこと

ぶつかること

気を使うこと

忍耐すること

不自由さ

・・などが生まれます。

 

一人ならば自分の時間やお金を100%使えていたのが

二人になると相手のためにも使わないといけなくなります。

 

一人ならば100%自分の好きなものを選べるのに

二人になると譲らなければいけないこともでてきます。

 

一人ならば何の葛藤も起こらないのに

人とふれあえば、ぶつかったり誤解が生じたり傷ついたりします。

 

そして、それは近くて濃い関係であればあるほど、

比例して大きくなります。

 

職場の同僚やただの知人よりは、友人、

友人よりは兄弟姉妹、

兄弟姉妹よりは親子、

そして究極には、夫婦が一番近くて濃い人間関係です。

 

近づけば近づくほど、

わずらわしさや、面倒なこと、葛藤することも増えるのです。

 

でも、得られる喜びや幸福感、満足感もまた

関係が近くなるほど大きくなるのも事実なのです。

 

人のふれあいを避けてしまう理由

最近、物質的に豊かになってお金でたいていのことは解決でき、

人を通さなくても簡単に情報が得られるようになり、

SNSなどによって、関係を築くための面倒な過程ぬきで

簡単に人とつながれるようになりました。

 

その結果、近くて濃い人間関係がなくても幸せになれると錯覚し、

わずらわしい人間関係は最小限にとどめて、時間・お金・エネルギーを

自分の好きなように使って自由を謳歌したいという風潮になっています。

 

でも、それは原家族で、

両親が仲良く幸せな関係を築くのを見てこなかったために

近くて濃い人間関係から得られる本当の喜びや幸せが

どういうものかを知らないからに他ありません。

 

あるいは、最初に築いた人間関係=親との関係で挫折を味わったために、

人に近づくことにどこかでブレーキがかかっているのかも知れません。

 

人間は本来、人とつながっていたいもの。

人とふれあうことでしか本当の幸せは感じられないように創られています。

 

近くて濃い人とのふれあいを求めるなら、それに伴うわずらわしさや

不自由さは付随的なものとして受けいれなくてはなりません。

 

人とふれあうことによる幸せや喜びを感じる生き方を選ぶか、

自由で気楽だけど孤独で寂しい生き方を選ぶかは

あなた次第です。

 

わずらわしくても、

ぶつかって傷ついても、

少々面倒くさくても、

人とのふれあいから得られる幸せを求めていきたいものですね。

 

 

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