女性は母性本能から、他人の世話をするのが好きです。
子供に対しても細やかに面倒を見て、お腹がすいていないか、
どこか痛いところはないか、と気遣い、愛情をかけます。
ところが、この母性本能が裏目にでることがあります。
妻が夫に対しても、子供にするのと同じように細かいことを
指示したり、正そうとしたり、小言を言うなら、
夫は反発し抵抗します。
男性は何よりも自由と主体性を求めます。
何かをするにも、自分が決めてやりたいのであって、
妻に言われてやるのはいやなのです。
妻がありのままの自分を受け入れていない、と感じた夫は、
妻に対して心を閉ざしてしまいます。
気難しくなって黙り込んでしまったり、
わざと妻の嫌がる行動をしたり、
攻撃的な態度をとったり、
あるいは
意欲がなくなって無気力状態に陥ってしまいます。
もし、あなたの夫がこんな状態なら、夫はあなたに
受け入れてもらってないと感じているのかも知れません。
実は私もこのことに気がつかなくて、ずっと悩んでいたのです。
私が夫婦修復の勉強を初めて、夫を心から受け入れたとき、
驚くべき短期間で夫が穏やかに、優しくなったのです。
女性は関心を寄せられ、大事にされることで幸せを感じる反面、
男性は認められること、評価されること、賞賛されることで
幸せを感じるのです。
妻にありのままの自分を認められ、
ありのままの自分でいる自由を保障されたとき、
男性は妻に対して愛情がふつふつと湧いてきて、守ってあげたいと思うのです。