最近、浮気や不倫が発覚して夫婦が危機に陥るケースが多いです。
やはりコロナの影響で会社帰りに浮気相手とデートしたり、休日に友人と遊びに行くと実は浮気相手とデートしたり、出張だと言って浮気相手とお泊りする・・そういう嘘や言い訳が出来なくなっているからでしょうか?
いろんな浮気・不倫のお話しを聞いていますが、男性と女性とでは、浮気をする理由に違いがみられるなあと感じています。
男性の場合は、「逃避」が理由で浮気をすることが多いようです。
例えば、もともと面と向かって自分の気持ちや意見を言うのが苦手な性格で、結婚して妻とのあいだでいろんな不満が溜まってくるのですが、それを妻にぶつけられないため、浮気に逃げているケースです。
妻への不満というのは、例えば
- 妻がいつもイライラしたりガミガミ小言を言う。
- 子どもを最優先にして、自分は2の次のように感じる。
- 妻が収入や職位が自分よりも上だったりして、何か引け目を感じている。
・・など、妻との間で感じる寂しさや劣等感を、他の女性との恋愛ごっこによって紛らわしているという感じでしょう。
それに対して、女性が浮気をするときは「怒り」が原動力になっていることが多いようです。
例えば、
- セックスをしてくれない。
- 仕事ばかりで、自分と一緒に時間を過ごしてくれない。
- 趣味や交友関係に忙しくて放っておかれている。
- 会話がなかったり、自分に関心がないように感じる。
・・など、自分が夫に大事にされていないことに対する寂しさが怒りに変わって、夫への当てつけや仕返しの意味で浮気をしてしまう、という感じです。
必ずしも男性はこう、女性はこう、とは言い切れませんが、どちらかというと女性の方が、パートナーに対する「怒り」が強く、「旦那が私をほっておくからいけないのよ!」と、怒りによって浮気することへの罪悪感が消されているような気がします。
パートナーとの関係で何もストレスがない状態で、ただパートナー以外の異性に惹かれて浮気したという人はほとんどいません。(たまに依存症としての浮気や、見捨てられ不安から来る浮気もありますが)
大部分はパートナーに何等かの不満があって、そこから来るストレスの解消のために浮気をするのですが、
男性はストレスに直面することを避けたり、ごまかしたりする傾向が強いのに対して、
女性はストレスを真っ向から感じて、それを相手にぶつけたり、攻撃という形で噴出する傾向が強いと感じています。
どちらにしても、不満を素直にパートナーに伝えてストレスを溜めないようにすることが、大切です。
- 「ガミガミ言われると、否定されている気がしてイヤだ」
- 「オレの意見もちゃんと聞き入れてほしい」
- 「あなたに大切にされていないようで寂しく感じる」
・・という風に、自分が本当に感じている気持ちをきちんとつかんで、それを率直に、前向きに伝える勇気が、結局は浮気や不倫を未然に防ぐ予防策になるのではないでしょうか?
自分の感情を見て見ぬふりをするのでもなく、我慢するのでもなく、怒りに変えたりせずに、素直に表現することを心掛けてくださいね。
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