優しかった旦那さんが、ある時から急に
冷たくなって無視するようになったり
不機嫌なことが多くなったり
キレることが多くなったり
さらには別居したいと言い出したり
浮気を始めたり・・
そうなると妻は、自分の何がいけなかったんだろうと気になりますよね。
彼に聞くと、「こういうところがイヤだった」「ああいうところがムカついた」というので、それを改善するんだけど、いっこうに彼の態度は元に戻ってくれません。
だからと言って
離婚を迫ってくるわけでもないし
定期的に帰ってくるし
お給料はそのまま入れてくれていたりします。
でも時々くぎを刺すように
「戻るつもりはない」「もう気持ちはない」 とか言うし・・
もう、何考えているのか全く分からない~~! と思ってしまいますよね。
男が結婚生活に挫折を感じる理由
女性の場合、男性に愛されたいと思うカタチは人によってそれぞれ違いますので、不満を感じる理由もまったく違います。
ある人は「いつもいつも話をしていたい」
ある人は「ちょっとほっといてほしい」
ある人は「スキンシップをもっとしてほしい」
ある人は「家事をもっと手伝ってほしい」
・・・というように 100人いれば100通りの理由があります。
ところが、男性は結構シンプルなんですね。
旦那さんが「愛が冷めた」とか別居したいと言い出す理由のうち、
ダントツに多いのが「奥さんの不機嫌」なのです。
口では「自分は結婚に向いてなかった」とか、いろいろな理由を言いますが、本当は妻が結婚前とは違って、自分と一緒にいることで嬉しそうではなく幸せそうではなく、不満がいっぱいに見えるのが、耐えられなくなったのです。
なぜ、奥さんの不機嫌で、こんなにも男性たちは 打撃を受けるのでしょうか?
男は喜んでもらってナンボ
本能的に男性は、主体的に生まれついています。
自分が責任を持つ。自分が与えたい。という性質があります。
だから結婚したら、自分が妻に責任を持つ、というのが本能的にあるのです。
妻が自分と結婚して満足していて幸せそうに見えると、 それだけでも男性は喜びを感じるのです。
ところが、妻が家の中でイライラしていたり辛そうだったり、大変そうにしているのを見ると、自分が妻を幸せにできていないと感じて心に打撃を受けます。
そして挫折感を感じ、自信を失っていきます。
女性からすれば
慣れない家事で大変だったり
初めての出産と育児で心に余裕がなくなっていたり
仕事と育児の両立でいっぱいいっぱいになって
「ちょっと助けてよ」「私をもっと大切にしてよ」という
心の叫びが不機嫌な態度や愚痴になってしまっただけなのですが ・・・
そういう妻の気持ちを推し量ろうとする前に
「自分じゃダメなんだな」という方に心が向いてしまうのですね><
家に帰ってくると笑顔の代わりに疲れた顔、険しい顔をした 奥さんが待っていて、何を指摘されるのか。どんな文句を言われるのか・・と思うと、家に向かう足が重くなる・・というのが、本音なのかもしれません。
でも、それを素直に言えないので
最大の防御は攻撃だ!ということで
他の理由を持ち出して妻にやり返したり、
帰宅恐怖症になってわざわざ遅く帰ってきたり、
家を出て行ったり こそこそとほかの女性との恋愛ごっこに逃げたりするんですね。
妻は自分の心と体のケアを
男性にとって理想の奥さんってどんなイメージですか?と質問すると、
・自分のやってあげたことを喜んでくれる。
・いつも笑顔でいてくれる。
・自分を信頼してくれる。
・・という答えが返ってきます。
つまり、男性の本音は、奥さんに幸せいっぱいでいてほしい!ということなんですね。
そこが満たされなくて気持ちが折れてきたときに、
「家事がおおざっぱだ」
「料理がうまくない」
「家の中が散らかっている」
・・などという不満を持ち出すのですが、それは後からつけた理由であることが多いのです。
だから、夫婦が円満になるための処方箋はやはり、奥様自身が幸せになることです。
自分の感情と向き合って、 無理をしない生き方を模索することです。
自分より他人を優先しないといけない。
完璧にしていないと自分は価値がない。
いつも頑張らないと愛されない。
そういうビリーフや思い込みがないか、自分の内面に尋ねてください。
これらを手放していくと、「イライラしちゃいけない、不機嫌になってはいけない」とがんばらなくても、自然といつも上機嫌でいられるようになります。
また、旦那さんに改善してほしい部分があるなら、それを愚痴やイライラといった形で伝えるのではなく、気持ちよく伝わる話し方を工夫することです。
別居している場合、久しぶりに会うときに、奥さんの話し方や表情や態度が以前と違ってきたな・・と感じてもらえるようにしたいですね。
自分で自分を幸せにするってどうもピンとこない、改善してほしいことをどう伝えたらいいのか分からない場合は、専門家にご相談くださいね。
応援クリックありがとうございます!