夫の浮気が発覚したり、

フーゾク通いをしていたことが分かったとき・・。

 

今まで信じてきたものがガラガラと崩れ落ちるような

衝撃と、「私は愛されていない」という思いで深く傷つきます。

 

そして、「私は愛される価値がないから裏切られたんだ」と

思って自分の価値を見出せなくなってしまいます。

 

自分の価値を見出せなくなった人は、

①自分の価値を何とか高めようとがんばる

②二度と傷つかないために夫をコントロールする

のどちらかになることが多いです。

 

①の場合・・

外見をきれいにしたり家事を完璧にしたり

無理して夫に尽くしたり

言いたいことも我慢してよい妻を演じます。

ビクビク・オドオドした波動が夫に伝わります。

 

②の場合・・

「夫を信じてたから傷ついた、だからもう絶対信じない」

と心に決めて、夫から心を閉ざしてしまいます。

感情にフタをして素直な気持ちを言わなくなります。

お金の管理を自分が全部するようになったり

カバンや携帯のチェックをして夫を監視するようになります。

 

ところが、

どちらも「愛されない」前提で、

怖れが動機になっていますので、やはり結果は

「愛されない」現実を引き寄せてしまいます。

 

 

夫が他の女性に走ったのは、

「あなたに愛される価値がなかった」からではないのです。

 

もちろん、あなたに改善する余地があるかも知れませんし、

お互いのコミュニケーションの問題もあるかも知れません。

 

でもそれはそれとして、

あなたの価値とは無関係です。

 

夫も夫で、幼い頃からの生きづらさがあって

それが夫婦問題として現れているのです。

 

 

こういう時こそ、まずは自分を肯定することに力を注ぎましょう。

 

自分の感情をそのまま受け入れてしっかり味わう。

自分の長所や良い点を書き出す。

自分にとびきり優しくする。

・・などして、自分の味方になってあげましょう。

 

自分の価値をしっかり見出せるようになれば、

夫の気持ちに目を向けられるようになり、

修復のための行動も

「恐れ」からではなく「愛」を動機として

取ることができるようになるはずです。

 

 

夫が他の女性に走ってしまったら

「私より他の女性が好きなんだ」と

思うかも知れませんが、私が数百件の事例を

見てきた経験からいえるのは、決してそうではありません。

 

むしろ、「妻が好きだからこそ」なんです。

 

妻以外の女性に走ってしまう男性は、次のいくつかのタイプに

分かれると考えられます。

 

●「認められたい」思いが満たされていない人

●ありのままでいられないと感じている人

●傷つくのが怖い人

●距離が近いと不安になる人

●依存症の人  ←このタイプはこちらの記事をご覧ください

 

 

次回からは一つ一つの事例を細かく説明していきますね。

 

 

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