残業で遅いと、本当に会社にいるのか見に行ってしまう・・
夫のスケジュールを把握しないと不安になる・・
そういう女性はたくさんいますよね。
女性は特に、愛するパートナーとすべてを共有したいと
思う傾向があります。
同じ空間にいて、相手が何をしているのか見えると安心ですが、
相手が外で何をしているのかわからないと、不安になります。
でも、
「相手が今何をしているのか」
「相手が今どこに誰といるのか」・・
ということを知ることは、相手を理解するということではありません。
相手の行動を把握していることと、
相手とわかりあえていることとは、別ものなのです。
相手と時間や行動を共有していなくても、分かり合うことはできます。
しかし、相手の情報をすべて把握していても、
分かり合っているかというと、そうではありません。
むしろ、こちらが相手の情報をつかもうとすればするほど、
男性は自由が侵される、コントロールされていると感じて
気持ちが離れてしまう恐れがあります。
男性は、恋愛中は自分のことを話したり
相手に合わせたりしますが、
結婚するとパートナーとなんでも共有するのは
喜びません。
自分の領域を侵犯されたくないのです。
理想の夫婦は、
共有する部分は3割ぐらいでいいのです。
円満な夫婦に「だいたい相手のことを
どれくらい知っているか?」と聞くと、
「3割くらい」と答えます。
価値観も、3割ぐらい同じであればいい。
あとの7割は、相容れなくてもいい。
例えば、
趣味が違ったり
支持する政党が違ったり
子育てへの考え方が違ったりしても、
愛し合うことに問題はないのです。
共有していなくても、共感することはできます。
パートナーとの関係を修復したいとき、
相手の表面的な情報を収集するより、
相手の気持ちをつかむことにエネルギーを注ぎましょう。
この人は
どんなときにうれしいと思うのか、
どんなときに嫌な気持ちになるのか、
どんなことを大切に感じるのか、
今どんなことに希望をもっているのか・・
想像力を働かせて、
相手の目で、
相手の耳で、
相手の心で、感じようとしてみましょう。
相手の気持ちをつかむには
まず、自分の気持ちをしっかりつかめるようになることが前提です。
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