・もう調停になってしまって、弁護士を通してしかパートナーと連絡が取れない。
・パートナーが家を出ていって、ラインしても未読または既読スルー。
こういう場合は、修復するためにがんばろうと思っても何もすることがない・・と思ってませんか?
確かにできることは限られてきますが、こんな状況からV字回復されたケースはいっぱいあります。
修復に成功したのは、今目の前の夫婦問題を、家系という側面からとらえてアプローチしたからです。
あなたの夫婦問題は先祖の夫婦問題の再現
あなたが今直面している問題、それは、何代、何十代前の先祖も同じく直面してきたことなのです。
例えば、
- 怒りっぽくモラハラ気味な夫にいつもビクビクして言いたいことも我慢しているなら、あなたの先祖のなかにも、夫にビクビクして我慢していた女性がいたのです。
- 人格的に少し問題があって人間関係がうまく行かない夫を心のどこかで軽蔑しているなら、あなたの先祖の中にも、夫を尊敬できず見下していた女性がいたのです。
- 借金やアルコールの問題がある夫のせいで苦労が絶えないと嘆いているなら、あなたの先祖の中にも、夫のせいで苦労させられたと恨んでいた女性がいたのです。
また、
パートナーはパートナーで、妻に分かってもらえず、尊敬されず、信じてもらえなかったという恨みを残して人生を終えた先祖がいるのです。
私たちが、普段考えたり感じたりしていること、喜怒哀楽の感情も、自分のもののようで、実は無意識の領域にある先祖から受け継いだ心の習慣性からきているものがほとんどです。 あなたが今感じている気持ちは、あなただけでなく先祖も感じてきた気持ちなのです。
ネガティブな感情を解決できないまま人生を終えてしまったので、子孫であるあなたに同じ問題が繰り返されている・・ということなのです。
こういう夫婦の軋轢や葛藤を、乗り越えないままで終わってしまったので、子孫の夫婦で同じ課題が再現されてしまうのです。 課題は血のつながりを通して、乗り越えられるまで繰り返し再現されます。 だから、あなたとパートナーの夫婦問題は、世代間連鎖として起こるべきして起こったとみるべきなのです。
先祖の失敗を繰り返さない
それでは、どうしたらいいのでしょうか?
同じ問題が再現されたとき、先祖と同じ受け止め方や感情の使い方をしない、ということが重要です。
ある女性は、いつも否定的で悲観的な旦那さんに「男らしくない」という思いを持っていたのですが、離婚問題が起こったことがきっかけで、生まれ育った環境で否定的にならざるを得なかった彼の心の傷を心から理解できるようになりました。
その結果、調停中で直接連絡取れない状況であったにも関わらず、突然彼が別居先から戻ってきたのです。後で彼自身の口から聞いたのは、「急に君への憎しみが消えた」ということでした。
また別の女性は、旦那さんが定職につかず生活が苦しいことにずっと恨みを抱いていて夫婦ゲンカが絶えなかったのですが、あることがきっかけで彼女が「自分の人生は自分で責任を持つ」と決めて旦那さんへの恨みを手放すことにしました。
それからまもなくして、彼女が友人と起業することになり、それが大成功して今に至っています。 もちろん旦那さんともラブラブです。
お二人とも自分の意識が変わって次元アップしたことで、パートナーとの関係も一瞬で変わってしまったのです。それだけでなく、自分の人生も大好転したのでした。
自分の意識が変わると、直接パートナーに言葉で伝えられない場合でも、パートナーが変わってくるのです。
あなたが変わることは先祖供養であると同時に子どもへの最高のギフト
それは、自分と同じように苦しんできた先祖たちが、自分が変わることで先祖がその苦しみから解放されるからです。
相手に対する恨み、憎しみ、怒り、また、自責の念、自己憐憫、責任転嫁、依存心・・そういう心の習慣性に自分の顕在意識が気づき、それを愛、理解、感謝、許しなどのポジティブな心の使い方に変えていくと、パートナーの先祖も自分の先祖も喜びよいパワーを送ってくれるようになるので、パートナーが変わってくるのです。こういうことは珍しいことではなく、夫婦修復の現場では日常茶飯事で起こっていることです。
相手の気持ちを変える、ということは大変難しいようですが、夫婦問題は先祖が乗り越えられなかった課題の再現だと考えて、どう乗り越えたらいいのかを理解できれば、可能なのです。
あなたとパートナーが夫婦問題を解決することで、お子さんには先祖の負の遺産ではない、幸せな未来を開いてあげることができるのです。
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