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ジャニス・エイブラムズ・スプリング博士は、

「健康で安定的な大人になるには、7つの成長経験が必修だ」

と述べています。

 

1、安全で安定的な経験

2、独立的に世の中を生きていく経験

3、他人との安定した感情的なつながりを持つ経験

4、価値を認められる経験

5、自由に自分自身を表現する経験

6、自由に人生を楽しむ経験

7、現実感と自制力を持って生きていく経験

 

このうち、一つでも成長する過程で経験できなかったことがあるとすれば、

心の傷を抱いて大人になっているということです。

 

 

 

1の経験ができなかった人は、

「この世の中は安心できない」と思って

いつも不安や恐れを感じているでしょう。

 

2の経験ができなかった人は、

自分で考えて行動を起こすことに恐怖を感じ、

人に依存してしまうかも知れません。

 

3の経験ができなかった人は、

人との距離が近くなると恐怖を感じ、

人を傷つけたくなるかも知れません。

 

4の経験ができなかった人は、

「自分には価値がない」と感じているでしょう。

 

5の経験ができなかった人は、

素直に気持ちを伝えられず、心に不満がたまりやすく、

相手にわかってもらえないかも知れません。

 

6の経験ができなかった人は、

結婚生活でもいつも家事や仕事に追われて

余裕が感じられないかも知れません。

 

7の経験ができなかった人は、

パートナーにわがままを言ったり一方的な言動で

相手を我慢させているかも知れません。

 

 

この経験がパートナーを選ぶ際に影響を及ぼすのですが、

「幼いころに経験できなかったためについた傷を思い起こさせる人に惹きつけられる」のです。

 

そのパートナーは、恋愛初期にはまるで幼いころの心の傷をいやしてくれる

魔法のパワーを持っているかのように感じるのですが、時間が経つにつれ、

結局その彼が心の傷を刺激することになるのです。

 

心の傷は、同僚や知人・友人などの関係においては、さほど影響しません。

でも、パートナーや息子娘など、深くて長期にわたる人間関係においては、

あなたの内面に隠れていたものがむくむく姿を現します。

 

 

例えば、

幼いころ、家庭のなかにいろいろな厳しいルールがあって、

自由に遊べず窮屈な思いをしていたとAさんの例で見てみましょう。

 

Aさんは厳格な父親とは反対の、

自由で遊びごころ満載の彼を好きになって結婚しました。

 

しかし、結婚してみると、

彼はAさんを束縛したい気持ちから、彼女の行動一つ一つを

チェックし、外出するのを快く思わなくなります。

 

結果、Aさんは幼いころにずっと感じてきた窮屈さを、

結婚生活においても感じるようになります。

 

これは一見、運命のいたずらのように見えますが、

無意識のなかでAさんがこういう状況を創りだしている、と考えます。

 

なぜなら、人は幼いころに身につけた感情が心地よいものであれ悪いものであれ、

それが慣れている、あるいはしっくりくるからなんです。

 

でも、いいかえれば、そういう深い関係の相手が、

私が自分自身に気づき、生きづらさから解放してくれるキーパーソンになるんですね。

 

あなたが結婚生活で何か問題が起こっている、あるいは問題とまではいかなくても、

漠然としたさびしさや不満などの生きづらさを抱えているなら・・

その原因は、あなたの幼いころの心の傷にあるかも知れません。

 

だとすれば、あなたに降りかかってくる問題は

あなたの深い内面の問題に気づかさせてくれるチャンスです。

 

そのままにして受け身のまま寂しさや不満を抱えて生きるより、

積極的に取り組んでみませんか?

 

 

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