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クライアントさまのお話を聞いていると、

「母がすごい心配症で、口うるさかった」という人がとても多いです。

 

じつは私自身、昔は、子どもが心配でたまらない母親でした。

 

いつも子どものことで頭がいっぱいで、

何から何まで口うるさく言っていました。

 

そんな自分に対して、当時は

「親が子どもの心配するのは当たり前でしょ。

愛しているから心配なのよ。母親ってみんな

そんなものでしょ」と、自分がおかしいなんて思ってもみませんでした。

 

心配だからついうるさく口出しし、

心配だから勉強させ、

心配だから叱ってしまう・・

 

でも、心理学を勉強しだしてから、

私のこの心配は、子どものための心配じゃなくて

私自身のなかの不安が原因だということが分かったんです。

 

自分のなかに不安があって、

自分のことが信じられないから、

子どものことも信じられない。

 

自分の不安を子どもに投影してしまうのですね。

それで心配になって

子どもをコントロールしてしまうんですね。

 

「心配すること」イコール「愛」ではありません。

 

「心配」は怖れの世界です。

「愛」は信じることであり、安心の世界です。

 

 

「愛してるからこそ心配なんだ」と思いがちですが、

実はまったく反対のものなんですね。

 

子どもを信じられなくて、

「この子はできないだろう」と思っているから

あれこれ口出ししたり先回りしてやってあげる。

 

過保護・過干渉は

相手の価値を認めているのではなく、

相手の価値を下げたり無視しているのと同じ。

 

結局、愛していないのと同じ結果になるのですね。

 

さらには、

母親自身の不安を子どもに押し付けた結果、

子どもの自己信頼感も奪ってしまうのです。

 

不安でいっぱいなお母さんは子どもに何と言うでしょうか?

「~~しないとだめよ」

「もっと~~しなさい!」

「こんなことしてたら~~なってしまうよ」

 

・・このような言葉の裏には

今のあなたじゃダメ」というメッセージが

隠れています。

 

こんなメッセージを受け取り続ける子どもは、

どんどん「自分はできない、自分はダメだ」という

セルフイメージが作られていきます。

 

 

 

夫婦の間でも同じことが言えます。

「主人の帰りがいつも遅くて、心配でたまりません」とおっしゃる奥さん。

 

もちろん、家族だから、愛するパートナーだから心配する、

というのはうなづけます。

 

でも、心配でたまらない、不安でたまらない、というのは

もう「愛情」ではありません。

 

「相手を信じられない」という心の状態です。

これは、自分を信頼できないために起こってくるものです。

 

奥さんがこういう不安を抱えていると、

どうしてもご主人に怒ったり口うるさく言ってしまいがち。

ご主人をコントロールしてしまいがち。

 

そこから夫婦の関係がこじれていきます。

 

 

不安な現実があるから私の心が落ち着かない、と

思っていた私も、

「私が怖れの世界にいることが原因なんだ」

と気が付いたことで、変わり始めました。

 

自分自身の不安から解放され

怖れの世界から「信頼と安心」の世界に暮らすこと!

 

自分を信じて、内面の安心を得られるように、

自分と向き合って生きませんか?

 

 

 

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