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愛と恋は、全くと言っていいほどちがいます。

 

恋は、知らず知らずのうちに自分の中にわいてくる感情です。

「この人に恋しよう」と意図的にする人はいませんよね。

「なぜか分からないけど、どうしようもなく惹かれる・・」

こういう感じが、恋の始まりです。

でも、恋は永遠に続く感情ではありません。

せいぜい2、3年でしょう。

 

だから、「大好きだから」という恋の感情で、夫婦がずっと

仲良く暮らせると思うのは誤算です。

恋は、いってみれば誰にでもできます。難しくありません。

 

しかし、

愛は「愛そう」という決意と、

「愛そう」とする努力、

そしてそれに伴う忍耐が必要です。

 

夫婦愛はあらゆる人間関係のなかでも最高に難しい、

成熟した人格が必要とされるものです。

 

例えば、

 

あなたが、最近疲れ気味のご主人のために、おいしい料理を

作ってあげようと思い立ったとしましょう。

 

肉じゃが、お刺身、唐揚げ・・・新鮮な食材を求めて遠くまで

買いものに行き、腕によりをかけて作りました。

 

ところが、夜になって帰ってきた彼は、ご機嫌ななめ・・。

 

おいしそうなご馳走を目の前にしても、反応なし。

「おいしいね」の一言もなく、ため息つきながら無言で

食べています。

 

・・こういうシチュエーションで、あなたならどうしますか?

 

寂しい思いが湧いてきますよね。

 

そんなとき、

「せっかくあなたのためにがんばって作ったのに・・」と、

愛が伝わらなかったことに対して自分を不憫に思ったり

寂しさの裏返しで怒ってしまう人もいれば、

 

彼の気持ちにフォーカスして、

「会社で何かつらいことがあったのかな?」

と考える人もいます。

 

こういうことは、愛の関係ではよく起こることです。

 

「自分はこんなに尽くしているのに」

「私はこんなにつらいのに」と

自分が相手に与えたものを考えるか、

 

それとも

「彼は今、どんな気持ちでいるんだろう?」と

相手のことを考えられるか?

 

自分がしたことを忘れて相手の事情に飛び込むことが

できるのは、成熟した愛の持ち主です。

 

「愛される」ことよりも、「愛する」こと。

「自分を理解してもらいたい」から「相手を理解しよう」へ。

 

夫婦愛を築くには、いつも自分自身の心に栄養を与えながら、

自分の愛を成長させていく必要があります。

 

 

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