私のコースのカウンセリングでは、必ず家族関係を詳しくお聞きし、
簡単な家系図(ジェノグラム)を把握しながら進めていきます。
家系図を書いてみると、本当におもしろいことがたくさん発見できるのです。
ご主人の母方の曽祖父と、奥さんの母方の曽祖父が、共に漁師だった。
ご主人の父方の祖母と、奥さんの父方の祖母が、同じ姓だった。
・・というように、
両家のご先祖の姓、誕生日、亡くなった日、生前の職業などが同じということがあります。
また、
ご主人は幼い頃お祖父さんにかわいがられ、奥さんは幼い頃お祖母さんっ子だった。
ご主人は自分よりも弟の方が親に愛されていると思っていて、奥さんも自分より妹の方が親に愛されていると思っている。
ご主人のお母さんが過保護・過干渉タイプで、奥さんのお母さんも過保護・過干渉タイプ。
・・というように、
家族間の愛情の流れやクセも非常に似ていることが多いのです。
ご夫婦の家系図を見ていくと、つくづく
「出会うべくして出会った二人だなあ」と感じさせられます。
偶然出会って、好きになり、付き合って結婚した・・と思われるかも知れませんが、
お互いの先祖から選ばれて、必然的に出会ったのが夫婦です。
「この人と結婚してよかったのかな?」
「夫が離婚したいと言うなら、身を引く方がいいのかな?」
「この人のこと、愛しているかどうかもう分からない」
とおっしゃる方がいますが、
家系のことを詳しく知れば、そんな考えが消えてしまいます。
ご主人が「もうお前には何の感情も残ってない」と言ったからと言って、
絶望するのはまだ早いのです。
あなたのことを嫁として選んだ夫のご先祖たちは、
夫婦が早く仲直りして幸せに生きてくれることを切に望んでいるのです。
感情のクセや、親と子の間の情関係、夫婦のあり方・・
こういうものは血のつながりを通して先祖から子孫へと綿々と受け継がれています。
もし先祖がやり残した課題があったとすれば、それを清算できるのは子孫しかいません。
だから世代間連鎖として、先祖の問題が現在生きている子孫にバトンタッチされるのです。
だから、ご夫婦に今起こっている様々な問題は、単に二人だけの問題ではなく、
先祖もつまづいてきた内容でもあるのです。
だから、夫婦問題を解決するには、
お互いの先祖の問題もよく知ったうえで、立体的にとらえる視点が必要です。
今、あなたとご主人の間の問題を解決することは、
先祖がやり残した課題を清算することになり、
ひいては子ども、孫、ひ孫の未来を幸せにすることにつながります。
そういう使命感を持って夫婦修復に取り組む方には
必ず両家のご先祖が協力してくれることでしょう。
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