お母さんのことがあまり好きじゃない、という方が、
意外と実家の近くで住んでいたり、
しょっちゅう実家に行き来している場合があります。
「子どもを見てもらえる人が他にいないから」
「経済的な理由で」
仕方なくお世話になっている・・・と言いますが、
お母さんに会いに行くたびに、お母さんの態度や言葉に傷ついて
「どうしてあんな言い方しかできないのかしら?」と
イライラ・モヤモヤしてしまうことが多いそうです。
実は、お母さんに「何かを期待している」インナーチャイルドが
私のなかにいるんです。
幼い頃、
●お母さんがいつもイライラして私に怒ってばかりだった。
●一緒にいても趣味や仕事など、私でない他のことに頭が
いっぱいで、心は私に向いていなかった。
●私より妹やお兄ちゃんをもっと愛しているように見えた・・
「私を認めてよ」
「私をちゃんと愛してよ」
「私をこういう風に扱ってよ」
と言いたかった小さい私が、今も私のなかにいて暴れているんですね。
つまり、大人になった今もお母さんに
「私の望んでいることをやってよ!」と要求しているんです。
その未練が絶ちきれなくて、お母さんに会いに行っては、
いつもその期待が裏切られ、がっかりして腹が立つ・・
でも、また期待して会いに行く・・
この繰り返しをしているのかも知れません。
残念ですが、お母さんがご自分の足りなさに気づいて
あなたに謝り、あなたの理想のお母さんに変わってくれることは、
・・・ほぼ100%不可能です。
なぜなら、お母さんもお祖母さんからそう育てられて、
傷ついたインナーチャイルドを抱えているのですから・・
だから、もうそろそろ、あきらめませんか?
あなたのインナーチャイルドに「理想のお母さんはいないんだよ。」と
しっかり伝えて納得させてあげましょう。
お母さんにもっと愛されたかった、もっと大切にしてもらいたかった
インナーチャイルドは、すごく悲しむでしょう。
しっかり悲しんで、その感情を味わってください。
悲しみを感じきったら、あきらめられます。
そして、自分で自分の理想の親になりましょう。
お母さんに期待してきたことは何ですか?
それを自分が自分にやってあげましょう。
そうすれば、お母さんにイライラしたり
腹を立てることが少なくなってきます。
お互いの不完全さを認めた上で、自立した大人として、
穏やかな気分でお母さんと会えるようになります。
親やパートナーに何かを期待したり要求しているうちは、
あなたはまだ自分の人生を生きていません。
相手に自分の理想を追い求めてきた人生を卒業して、
本当の自分の人生を生きませんか?
応援クリック、ありがとうございます。
夫婦恋愛 ブログランキングへ